第1回 ウイルスファイルを開いたときにやること
こんな方にオススメの問題です
サイバー攻撃は年々増加しており、高度なサイバー攻撃の発生頻度は3分に1回起きており、日本でも10秒に1人の割合でサイバー攻撃の被害者と言われています。
仕事中や家でパソコンやスマートフォンを操作しているときに被害にあう可能性は全員にあります。
もしウイルスファイルを開いてしまったときの対処法について学習していきましょう。
1.ネットワークから切り離す
「ウイルス感染したかも」と思ったらすぐにネットワーク(インターネット)から切り離してください。
LANケーブルを抜く、Wifiをオフにする、機内モードにするなど、パソコンやスマートフォンがインターネットにつながらないようにしておきます。
つないでおくと他の端末やファイルサーバへの感染など被害が広がります。
2.システム担当者にすぐに連絡する
異変に気づいたら、すぐにシステム担当者に伝えてください。時間が経つほど情報漏えいやファイルが壊されるリスクが高まります。
すぐに対応すれば対処可能の場合もあるので、とにかく急いで連絡してください。
異変とは「zipファイルを開いたけどファイルがなかった」「ファイルを開いたら急に黒い画面が出てきた」「急にパソコンが重くなった」などのことです。ファイルを開いたり、URLをクリックしたことが発端となり起きる場合が多いです。
3.システム担当者はウイルスチェックと駆除を実行
対応するシステム担当者は最初にオフラインになっていることを確認してから、一番最初に必ずウイルスチェックと駆除を行います。
完全にウイルスがないことを確認できるまでは、絶対にネットワークにつなげてはいけません。
焦らず冷静に対処しよう
ウイルスファイルを開いてしまっても、焦る必要はありません。
ウイルス対策ソフトが怪しいファイルと検知した場合は、自動的に安全な場所に移動させて被害を食い止めることがあるからです。しかし、最新のウイルスは検知できずに漏れてしまう可能性もありますので、必ず上記の対応を行ってください。
まずは慌てず冷静に行動することが大切です。
次回は「こんなメールには気をつけよう」を学習していきます。
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